新生活の夢

多分イギリスで新生活をはじめる夢。

多階のシェアハウスをぐるぐると昇っていくと、いろいろな人が住んでいる。どこも部屋にドアがなく、たくさんの部屋をただ螺旋階段が貫いている構造。1部屋は50平米はある。
家族も2組くらいおり、新入りの僕をすこし怪訝そうに見る。最上階には音楽家の女の人がいて、ぶっきらぼうで短髪、筋肉のある白人、なにか怪しげなお酒を飲ませてくれる。
その後、トラックに添えつけられた巨大なクレーンに10人程度の人が乗って家の壁を見ていく。倒れないか不安だが大丈夫。

真っ白いヒゲのおじいさんと2人でインターネット経由のライブセッションに参加し、彼はなにか大変うまいので、楽器のできない僕もあまり邪魔な音を出さないよう気をつけて、いろいろな事を試す。2人ともソファというか巨大なクッションみたいなところに並んで寝っ転がっている。
ペコペコのバルサ材のような、薄い木箱の下にマイクを入れてポコポコと叩いたら、ポワポワした音で、隣のおじいさんもそれはいいね、みたいな顔でこちらをちらっと見る。真ん中を叩くとポワポワし、フチを叩くともう少ししっかりした打音、ゆっくり叩き続ける。

日本人2人組が出てきて、これはくだらないね、というセリフが字幕で出て去って行く。
3人の日本人の男に巨大なおっぱいがあって、ドラクエの勇者のコスプレで横一列に並んでいる、露出したおっぱいに大学生くらいの3人組がしゃぶりつく、そこだけドラマのような安っぽいお芝居感がある。

自分を雇ってくれるというリサイクルショップが見つかり、僕はそこで一度働いたことがあるようだ。
行ってみると想像よりずっと広い、その入口のところに自転車を止めて、どうするかと思っていると、佐藤さんという、以前浅草に住んでいたときの不動産屋のおじさんが目の前まで出てきて作業している。
さとうさん、と呼びかけると、振り向いてこちらを二度見、あ、大井くんか、と言う。

火を起こす夢

なにかプラスチックの、新品のセロテープの端についているような、透明な短いフィルムを使って火を起こそうとする。
プラスチックが燃えるものの、火を移すものがなく、まるめたティッシュになんとか移すが、焦げるばかりで消えてしまう。それに息を吹きかけ続けると、最後の最後に、ぽっと火がついて燃え始める。

隣で中島くんが見ていて、お、ついたやん、と喜んでくれる。その瞬間に起きる。

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この夢は2回見て、2回目はすでにティッシュが焦げていた。

皇太子を探す夢

なぜかイギリスで皇太子を探す夢。

イギリスの、大きな教会のような、ホールのようなところにいくと、180度のパノラマでたくさんのお客さんが座っている。ホールは、iPhoneのパノラマ撮影や広角レンズのような歪みで設計されている。
左右と前方の壁が、なにかのタイミングでグワーっと動いて開放され、そこに映像なのか外の景色なのか、その都度自然の映像が、ダイナミックなクラシック音楽と共に投影され、大勢の紳士淑女が歓声をあげている。

僕も最初楽しんでいたけど、壁の開くタイミングに一定の規則がある事がだんだん見えてきて、皇太子探しに戻る。

Googleマップのような地図アプリを開いて、皇太子の名前を打ち込もうとするけど、夢の中では「皇太子」の言葉があやふやで打ち込めない。
周りにいる1人か2人の協力者と一緒に、Dr.なんとかだとか、Japaneseだとか、適当に打ち込む。地図はドット絵でできている。西の方に小さな島があると思ったらアイルランドで、イギリスの巨大さにおののく。

ふとスクロールしたら、なにかのアトラクションなのか、とにかく巨大な迷路が表示されて、以降地図全体が迷路になってしまう。Japaneseといれたら48人が該当して、よく見るとドット絵になった小さな人達がプールで遊んでいる。じっと見るが誰が誰だかわからない。
そのうち音楽会も終わり、紳士の1人が怪しい日本語で挨拶してきたので僕らも挨拶する。

皇太子は見つからなかった。