冷麺の夢を見て起きる。
40代くらいの、初めて知り合った男が、あーだこーだうんちくを喋りながら調理する。
テーブルの上はごちゃごちゃしていて、やけに箸が多く、どれで食べるか迷いつつ4膳くらい箸を出してしまう。
餃子のタレ用の小皿みたいなものに麺をつけて食べるのだが、麺は乾燥しはじめていて、ゴワゴワとからまりあって、隣で見ている自信満々のその男の、食べ方指南に緊張して、僕はしどろもどろになる。
起きて、あの噛み切れない麺の食感は、中国で食べた、多分朝鮮系の冷やし冷麺っぽかった、そういえば、あの男のモデルは、昔仕事で付き合いがあったOkさんだな、と思う。