ハイエース、研究、会社

千葉県のココスで日記書く。

最初の、なんとなく1人でドラマチックな気分、からホームページも新しくしたんだけど、すっごい冷静な時もあり。
でも、日記を書く、って決めてしまったら、山々を貫通するトンネルかロープウェイのように、そういう気分の上がり下がりを超えて、ちゃんとつないでいけるので・・・。
どうも僕は、というかみんなそうなのかもしれないけど、テンションとか気分の上がり下がりがすごく自分の頭に影響を与えるので、こうしてつなぐ作業、大事かも!

前に書いたのは22日の朝で、今は28日の深夜1時なので、ここ5、6日、何をやっていたの大井。

なんか映画のスタッフで、車のドライバーが足りないとかで、手伝いに行ったりして。運転はとにかくハマってるので、ガソリン代ももちろん出て、その上お金までもらえるなんて、いいじゃん!と思い。
2日間、新宿から御殿場まで大きな機材車で行って帰って行って帰って、朝と夜以外は向こうでやる事がないので、ノートパソコンを持っていって仕事をしてみたり、なんかふらふら散歩して富士山を見たり、ノートを書いたり本を読んだりで、この目の前に横たわる時間とはいったい・・・みたいな、変な瞑想状態になっていた。

前にどこかで見た、なにかの研究室みたいなのの写真で、壁に、仕事を受ける時の優先順位、みたいのが書いてあって、2番目くらいに「自分の研究」というのがあって、これそういえば僕のファミレスの時間だし、そうそう、これ僕なかったんだよな、と思って、今後は自分の事についての時間は、研究、と呼ぶ事にし!どうも作業、とか、ましてや、作品作り、でもないし、いい言葉がないかな、と思ってたから、いいの見つけちゃった。
毎晩ファミレスに研究しに行くのです。

夜、家に帰ると、隣のおっさんがチケットをとってあげたお礼に、僕の部屋の前にビールを置いておいてくれ。ありがたや。

昨日の昼間に、ご飯を買いに外に出て、車修理の小さな工場の前を通りかかり。こんな近くにあるんだから、今度からここで僕の車のオイルとか交換してもらえばいいじゃん、と一瞬思ったけど、でもいくらくらい?たぶん3000円くらいはしそう、だったらイエローハットでいいじゃん、と思い直し。
イエローハットって、チェーンの車用品のお店なんだけど、ここだと1000円でやってくれて、だってプロの整備士が1、2時間かけてくれるのにこの値段って、どう考えても赤字なのに、まあ他のもの買ってよね、みたいなサービスプライスなわけです。

僕なんか、次の仕事が割がいいとか悪いとか、急にキャンセルされちゃったとか振り込みが遅れるとか、そのいちいちにものすごく生活を左右されてしまい、いい月もあれば悪い月もあるんだけど、これが僕1人じゃなくて10人、20人でやってたら、こういう一喜一憂の1年が、たとえば1ヶ月とかに濃縮されて、やってくるんだろう。そんな単純計算じゃいかないだろうけど、10人だったら10倍の時間を体験し・・・その平均から、給料として再分配、して、みたいな。確かにそれがあって、割の良くない仕事も嫌な顔せず引き受けられるだけの土台があったら、お客さんなんかやっぱりそっち選ぶよな、当たり前だけど。なんだ会社、いいじゃん、みたいに、なんか唐揚げ食べながら思い。
なんて、27歳にして恥ずかしいけど、僕、会社〜みたいのについて、小学校の進学塾くらいの頃から、安定した生活のためになんとやら、みたいな、そういうところへの反発が強すぎて、仕組みも何もあんまり考えたことがなくて・・・。

うーん、いいじゃん、ちょっと人増やして・・・など、一瞬ふくらんだけど、とりあえずあと少し、お金の管理についてもうちょっとキッチリできるようになってから、また考えようかな〜。営業から作業から運用まで、1人でできるところまできているので、ほんとにあと少し!そして今のところは、インディペンデント!というかプリミティブ!的な、1人でこうしてやってくのはなかなか楽しいしね。

それからメールなどいろいろして、今、ココスの眼鏡の店員さんが、そろそろ閉店ですよ、って言うので、今日はこれで終わろう。

カーニヴァル化する社会とか

もう22日の朝。

新しい仕事の、設計の作業をしてる日々。
コンテンツ的にこれを入れてあれを入れて、みたいなのが整理されてない一番最初の段階が、精神的には一番大変に感じますな、見通しが悪いのがそのまま憂鬱になっちゃって。
でも、昨日の夜からさっきぐらいにかけて、なんとなく整理ができて、一度整理してみると、あれ、こんなもんか、ってなる。
これから実際のデザイン、コーディング、プログラム、に移っていく!

本、鈴木謙介さんの「カーニヴァル化する社会」というのが、部屋の地層の奧から、書店の袋に入ったまま発掘されたので半分くらい読み。こんなゴリゴリの人文、いったいどの僕が買ったんだろ。
10年前の本なんだけど、若者の就職難、「やりたいこと」探し、SNSくらいまで、僕がなんとなく認識している社会の様々、の、認識した段階でほっとかれてる部分を、ちゃんと再定義し、他の文献を引用し、こねくりまわして1文を導き出し、その繰り返しで進んでゆき。って、これは人文みんなそんな感じだろうけど。でもその1文1文で定義されていく、若者だとかニートだとかの最大公約数的な解釈というか、そこにはもちろん僕自身も含まれているんだけど、それがどれも強引じゃなく的確な感じで、ぶわっとただ外で歩いているだけの人とか知り合いとか僕とか、の散らばった点の状態、から面への収束、もう口あけっぱなしで、インテリの人たちから見えている世界ってこうなんだ、みたいな、なにかの名人芸を見ているような気分で、読んでおります。
個人的には、受験から就職して、でもその辺りの就職のモデルは親の世代とは変わってきていて、とか、モラトリアムを延長していって親からお金をもらって、みたいな、働き方のあたり、親と子供あたり、など、最近の悶々のど真ん中だったので、面白かった。SNSなんかについても、mixiとBlogしかなかった頃にFacebookとTwitterを予見するような2通りのSNS像を出してきたり、ウーム、インテリ!
先に書いた作業する前の見通しの悪さ、じゃないけど、社会〜みたいなものへの悶々をとりあえず綺麗に整理してくれるような、なかなか僕にぴったりであった!
あともう少しなので読み終わっちゃお!

昨日、21日はお休みの日にして、1日中寝たり、アパートの隣のおっさんが野球のチケット取りたいというのでパソコンで取ってあげたり。初めて部屋に入ってみたけどすっごい綺麗でびっくりした。
19、20日は、仕事と、船橋までドライブしてみて、ファミレスで先に書いた「カーニヴァル化する社会」の日だった。ガソリン代が思ったよりかかっているので、レースゲームか何かで代用できないか調べてみたり、でもやっぱり無駄遣いと空回りこそ!と思い直してみたり。

それから映画の、機材車か何かの運転のバイトがきたので、空いてそうな日に入れてみたり。新宿から、現場は静岡だって!こんな長距離運転できる上にお金までもらえるなんて、僕的には願ってもないバイトなので、今度から暇があればぜひ入れたいな〜。

あとは4月のお花見の予定を組んだり、アパートの上の階の大道芸の人と話したり、とか!
今日は引き続きA4コピー用紙に向かう日!がんばるぞ〜。

雑記

日記書いてる場合でもないんですけど、雑記の日。

気付いたらすごい早さで数日経ち、読書会に向けてルンタを読んでた時期は、もう少し1日長かったよなあ。
ガルシア・マルケスの「百年の孤独」がすごく面白いらしいので、次はそれにしようかな。

その後のコーヒー、というかカフェインは、モンスターエナジーM3とかいう、瓶に入ったモンスターエナジーにすごくはまっております。すごい小さいのに朝鮮人参まで入って、徹夜明けでもうっかり飲んじゃうと、強制的に元気になってしまうすごい飲み物だ。売ってる所がちょっと少ないのが玉に瑕。

前の飲み会で忘れていったバッグを取りに、阪中くんが家に来て、これから高田と遊ぶと言うので、一緒に自転車で秋葉原。
ちょっと壊れてシャッターが降りなくなってたNikon D700に、ソフマップの中古屋で別のレンズを付けてもらったら普通に撮影できたので、よかったと一安心。そのうち新しいレンズを買って、どんどん使いたい。
ヨドバシでビデオカメラとか、色々見て、高田と合流して、ご飯食べたりした。

秋葉原は、カフェモコとかいうお店が、メイド喫茶だらけのあの町でほぼ唯一残された、すごくいいカフェ。ハワイアンなど流れ、ホットドッグなんか頼むとすごいでかくて良いんだよ。看板がメイドさんのシルエットなので、僕は長い間、入らなかったんだけど、おっさんが3人で回してる健全なカフェだよ。

メイドは、前に新しく出来た模型屋に入ったら、女の店員さんが1人だけいて、すっごいフレンドリーで親切な感じで、なんかいい店だったな、なんて、友達と2人で鼻の下伸ばしながら看板見たら、メイドがいる模型屋、みたいなキャッチコピーなのに気付いて。あれはキャラで、僕らまんまとのせられてたんだ、みたいのが悔しくて、それ以来、必要以上にちょっと避けてるんだよ。大体、メイド喫茶の案内所みたいなものまで出来て、ちょっと歩けばコスプレの女の子がずらずらーっと呼び込みしてて、雰囲気も良い感じではないので!硬派な僕としては!ふん。

町田康の音楽、聴いたことなかったので聴いたらすごく良かった。「うどんのなかの世界」とかいうの良い。
なんか町田康の小説の感じと、読書会での本人の感じ、の間を、え、こんなわけわかんない歌詞の音楽!みたいのがスポーンと収まって繋いじゃう感じ、いい感じ!

深夜に、車でファミレス。電子工作の本を読んでたけど、どうも調子がでず40分で出ちゃって、まあこんな日もある!

朝になって、新しい仕事のお客さんに、仕事はじめますよ!って、挨拶というか、今後の段取りみたいな長いメールを送り、携帯料金を支払い、これからなにをするのだ大井。