仕事とか

お花見は面白かった。今度ちゃんと書いておこう。

今日の夕方に、仕事のテスト版をお客さんに見せに行くので、昨日からばーっと追い込みで、一気に完成してきて、すごい興奮している!

僕は頭の中のことが、ほとんどそのまま僕自身、精神 = 僕としてやってきたけど、それで、精神なんか誰も外から見れないのに、誰も見れない事に結構本気で落ち込んできて・・・当たり前にそうなんだけど、重要なのは外に物理的に出した事だ。出した事 = 僕、の僕も、これからがんばりたい。

毎日をつないでいくのは、もう十分、つながるようになってきたので、今年1年は、この感じを慎重に、大事に、つなげていく事と一緒に、外に何か出していくことを、がんばりたい。

いくぞ!

お花見の朝

別に近所でもいいじゃん、無駄だなーガソリン、という懸念をちょっといだきつつも、前の晩もファミレスにでかけ、たら、やっぱりすごい張り切った状態になって帰ってきて・・・。
夜のファミレスの、このクリーンな感じ。これが近所のお気に入りの喫茶店〜的な場所だったら、何かしら常連さんと仲良くなったり、少なくとも店員さんは覚えてくれたり、そういう、なんらかの蓄積があるんだろうけど、ファミレスの場合は毎日完全にリセットされて、全く同じサービスを0から提供する事をモットーとしているというか、そういう風に運営されている場所なので、逆に、毎晩眠る度にリセットされちゃう、毎日がつながらない僕が自分をつなげようと努力する事、をキッパリ浮き立たせてくれるような。そういう感じなのです。
朝5時の東京は桜の花びらが舞っていて、ヘッドライトで照らされてわーっと流れていくその中を走り・・・素敵!

隣に座った大学生のカップル、の、もう息をするのも苦しそうな緊張感が僕にまで移って、肩がこる感じだった。
思えば一時期電車がすごく苦手だったのも、こういう事があったからだ。僕自身が勝手に緊張しているだけなんだろうけど。

「百年の孤独」は、一度童話っぽい感じでつながっていくのがわかっちゃったら、ちょこっと興味が薄れた感あったけど、いざ読み始めるともう全部のエピソードがやっぱりすっごく面白く・・・最後まで読みそうだなー。

デイリーポータルZの大塚幸代さんが亡くなったのをTwitterで誰かがつぶやいていて、でも検索してもそれほど大きな話題にはなっていないみたいだった。

友達の友達、みたいな知り合いの作家から、ホームページ作ってくれないですか、みたいな、新しい仕事のメッセージきて、でもあんまり当てにはしないように身構えつつ、嬉しい。
仕事を終えて、パソコンの電源を落とし。

今日はお花見する事になっているので、夕方になったら吉祥寺に行くんだよ。

それからテクノうどんも今日らしい、けど、家賃とか払ったらお金なくなっちゃったから、行くかどうかはわかんない。
コルバトントリ、の初日でもあり、山下澄人さんの朝のTwitterがまためちゃめちゃよくて、うううう、日々楽しみ度合いが増してる!って昨日もこれ書いたけど!

百年の孤独とか

今夜もファミレスにおります。

阪中くんが、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」がおもしろかったと言っていたので、読んだりしている。
今疎遠になっちゃった、ちょっと苦手だった知り合いが前に、オシャレ文学的な扱いで薦めてきて読まなかった経緯があるので、ちょこっと不安も覚えつつ、今まだ最初の方だけど、読んでみたらめちゃおもろい!
でっかい童話みたいな感じで、空飛ぶ絨毯とかの見せ物なんかが文中ではほんとに飛んだような飛んでないような、妄想とか魔法的なものと現実の区切りがそれほど厳密にはなくて、要は錬金術とかがまだ残ってる時代なんだけど、村を作ったところに突然村長を名乗る男がやってきて仕切りはじめちゃうとか、社会〜というか村みたいなものの根っこのあたりを最初の方では舞台に、似たような名前の登場人物がいっぱいいるんだけど、みんなめちゃめちゃキャラ立ってて、どんどん好きになっていく。
読んでると、なんか僕なんかももっと変人でいいはずなんじゃ、みたいな、その人の性格だとかのどうしようもないところはどうしようもないままにみんな受け入れあってる感じ、ほわーんとする。
自分自身の想像の世界を信じ込んでいく感じ、それを誰もとがめない感じ、小学生とか中学生におすすめされてる「ああ無情」とか「少年H」とかの一群に、ぜひ入れるべき!って感じ!
ってこれ要約したら数行に収まりそうな、なんて稚拙な感想・・・。まあ読み始めなので!

本の中に、ジプシーの一団が出てきて、その人たちの旅の話だとか、旅先で手に入れたおもしろいものだとか、その辺りのエピソードもすごくおもしろいので、次の本はこのくらいの時代の旅行記みたいのをいくつか買ってみようかな。
なぜかChromeのブックマークに、Wikipediaのイブン・バットゥータのページがあったので、この辺りをとりあえず!

それから相変わらず静岡の富士市に、ちょっと映画の手伝いで運転をしに行っていた。
基本的にドライバーは朝と夜だけしか動かないんだけど、吹奏楽部の高校生がトランペットだとかフルートだとかの練習をしてるのを、カメラが回り始める時だけ止めてもらう、という、気まずい手伝いもし。
暇さ加減がとにかく強調される時間なので、どんな事も大げさに感動する対象になり、床材の木目が、空撮したどこかの地表的な模様に見えてきたと思ったら、そこかしこに水の涸れた湖や、なだらかな丘や、崖や、そういう地球のすべての景色の予言めいた画像が、パノラマの横長でピッシリ床全体に散らばっている事に感激し、吹奏楽部のそれぞれの音がものすごくよく聞こえてきて、そこから動きたくなくなり・・・。

もうこうなったら、下の階で撮ってるらしい映画より吹奏楽部の部員のチューバの数秒間の方が遙かに大事になってきて、でも止めてもらわないといけないみたいなので、止めてください、もう大丈夫です、止めてください、みたいのを何度も繰り返すうちに、その気配だけで自主的に吹き始めたりやめたりする女の子が出てきて、かわいかった。迷惑だったろう。

待機中は、数年ぶりに買った美術手帳のロボットデザイン特集みたいの読み、僕、ガンダムが今まで一度もかっこいいと思ったことなくて、でももう表紙がバリバリにガンダムだったので、これはちょっと読んどこうかなーみたいな。

Twitterで山下澄人さんが、コルバトントリ、がすごく良いものになりそう、みたいな事を書いてて待ち遠しくなったり。
新しい仕事の方は、あと1日スパっと集中する時間が出たら、たぶん一気に進みそうだな、みたいなところまで匍匐前進的に進み。

お花見とか引っ越しとか、いろいろ楽しみな事を楽しみにしつつ!
といった感じです。