「吉原の新しい5時」

吉原芸術大サービスにて、夕方5時からの1分間、吉原弁財天の前にある花園公園で、集まった人達が各々好きな音を出します。その音はとても大きいので、吉原中に響きわたり、みんなが同時にそれを聞きます。吉原の新しい5時を知らせるチャイムです。

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京都に引っ越す前に4年ほど住んでいた吉原で開催されていた「吉原芸術大サービス」というイベントに呼んでいただき、行ったパフォーマンス。

岐阜のOTONOTANIというレイブイベントに、賢いユリシーズというバンドの飛び入りメンバーとして参加した際に、山の中で聞いた5時のチャイムが元になった。
街中それぞれがインターネットや飲み屋や、ばらばらにつながっている状態で、同時に何かを聞くこと、その音を出すことをやりたいと思った。

吉原という2文字の地名と、地名ではなく地面や建物や人の上の魔法、そしてモードのこと。